ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

本当に強くなるんだろうか

よく、人は守るものができると強くなる、っていうけど、本当かなあ。

私はどんどん弱くなってる気がしてなりません。
20代の頃は、もっと元気で前向きで、それこそ死も恐れないッてかんじだったのに、
ここ数年そうじゃなくなってるよ。





結局、今、自分の器以上に持ってるものが多いってことなんだと思う。



時々ね、時々だけど、もし親も親戚もいなくて、旦那とも離婚したら、ラクだろうなって思うんだ。

しないけどね。



一人だったら、病気もお金の問題も何にも怖くなかったな。これはマジ。
周りの評判も気にせずに、好きなことして楽しくワハハって笑っていられたのにな。
今は、旦那の立場もあるから、とても周りの目気にしてくらしています。

こういうの、子供ができたらきっともっとだよね。
子供の友達とか友達のママとか先生とか、とにかくいろんなとこに気を使うよね。
子供のために。子供がいじめられたり気まずくなったりしないように。





やっぱ、愛するものや守るものが増えると、人生は辛くなるばかりだ。



3年前、子宮筋腫で入院手術したときに、昔の会社の先輩がお見舞いに来てくれて、
その人がやっぱり、その半年前に筋腫の手術してて、
私と同じくらい大きい筋腫の摘出で、でもなんとか子宮残したとこまで同じで、
その先輩がね、自分の友達の話してくれたことがあるよ。

「私の友達にねえ、手に入れるとなくすことが怖くなるから、結婚しない友達がいるんだ」

なんでそんな話題になったんだか忘れちゃったんだけど、
そのときは『臆病な人生だな』って思ったけど、今はとてもよくわかる。





なくすことも怖いし、いろんな責任も重い。







でも、最後にはこう思うんですよ。好きなことして笑って暮らすことだけが人生の醍醐味じゃないかもって。
プレッシャーのない人生なんて、誰にもないし、それが普通かなって。






こんな偉そうなシメですが、来年あたり離婚して千葉に帰ってたらお恥ずかしい。
いや、長くなるので今書かないけど、本日も姑は大変だった。
ここんとこ、ほぼ一日おきに来て、ウチの中勝手に変えていきます。もう自分ちじゃないみたい。

病気になりそう。