ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

あぶない刑事 ―「あぶない」って言葉が80年代だし―

ナナ公が一番最近観た映画、それは「まだまだあぶない刑事」です。
てへッ☆

いや、言い訳させてね。
うちのメガネ、けっこう古いものが大好き。
漫画なら「ドラえもん」「こち亀」、そして西岸良平先生のシリーズを集めています。

むろん今週公開の「三丁目の夕日Always」も、行く気で・・・
ってそれは今はいいや。

てことで、あぶない刑事観たんですけどね。
まあね、ナナ公、このテレビシリーズ覚えていますよ。
この手の、美学的なものの面白さがわかりはじめる年代でした。

なんだろう、ルパン三世とかに感じた面白さと似てるかな。
実際はやっぱよくわかってないんだよね。
なんていうのかな、話の筋よりも、男の美学っていうかスタイルっていうかそういうのに面白さの核になる部分が大きいので、子供には難しいんだよね。

男と女の微妙な関係とか、さっぱり。
でも、不思議と面白いものは面白いってわかるから、子供も侮れないねえ。

で、当時、ナナ公は、舘ひろし柴田恭兵を、たいそうおじさんだと思っていました。
舘ひろしなんか、お父さんと同じくらいだと思っていたよ。
そんで、柴田恭兵は、おじさんと思いつつかなり好きでした。
なので、あぶ刑事の中で、舘ひろしがモテる役回りなことがちょっとピンと来なかったなあ。

なんでこんなおじさんに?

って具合に。
もちろん、浅野温子だってずっと大人だと思ってた。
木の実ナナ?聞かないで・・・
うん、仲村トオル?えーと、ドラマの中でうっかり八兵衛キャラなので、
子供だったナナ公には、その役通りの男の人だと思ったので、ええと・・・
キライ?だったかな・・・えへへ。

でもね。

パンフレット見たら、びっくり。
当時、ダンディー鷹山とセクシー大下は33くらい。
薫は24歳。
愚かな動物・・・じゃなかった、町田トオルは20くらいなのよね!

ひえええ。

結構若かったんだな・・・!

木の実ナナ?うん、聞かないで・・・。

昔、映画版観た同じ渋谷の東映の映画館で、最新作も観ました。
思い出したよ。あぶ刑事の映画版観に来たとき、はじめてホットコーラなるものを飲んだこととか。
そのとき、一緒に観た男の子のこととか。

って別に感傷的な思い出でもなんでもないですが。
恋の問題のまったくからまない、単なる友人だったので。
その彼にも今年、女の子が生まれたしねえ。ってそれもまあ全然関係ない。

今回の最新作で、木の実ナナが横浜港署の署長になっていました。
交通課長は真山薫こと浅野温子
刑事課の課長はなんと大出世した町田クン。

鷹山と大下は?
実は覆面捜査で鷹山はアメリカの武器商人のもとに、
大下は韓国のマフィアのもとに、アンダーカバーコップとして7年潜入していて、
港署にはいないんです!

しかし、偶然、お互いのボス(仮)が取引することになり、
取引現場で顔を合わせた二人。そして・・・

で、港署に帰ってくるわけです。

二人が最初に横浜でお茶するシーンで、ウエイトレスでオセロの中嶋が、友情出演してました。

7年ぶりの横浜も、港署もすっかり変わってしまっていて、
刑事課には二人の後輩にあたるような元気で検挙率トップの二人組の若いのもいます。
ええと、佐藤隆太?だっけ?あと窪塚の弟がその若い二人組なんだけどね。

ああ、ここで、ナナ公のこの映画の感想を言っておくね。

面白くねえや。
なんかやっぱバブルなかんじの会話だし。
話の筋そのものは、よくある話なので、やっぱり核は会話や美学などのお洒落センス。

そのセンスの部分が、どうにも古いのは否めなくて・・・

これが、監督が変わったせいなのか、出演者が年をとってしまったせいなのか、実に微妙です。

あ、柴田恭兵は、この映画の撮影中に息子さんが亡くなったとききました。
ホントかどうか知りませんが、もしホントなら、彼のテンションの持っていきかたはすごいと思う。
さすが舞台あがり。役者根性が違う。
たしか、息子さんって、奥さんの連れ子で、血のつながりはなかったよね・・・?

さて、そろそろ刑事モノ、なんかばーんといいシリーズでてきてもいい頃じゃない?

太陽にほえろ、あぶない刑事、踊る大捜査線と、
約10年単位で(というのも刑事ものって10年は盛り上がるからかな)アイドル系刑事ものが、
世代交代してきていますが(あっ、太陽にほえろには柴田恭兵が犯人役で出てた回があったそうですね!)、
そろそろ、新しい、20代後半から30代前半の男の子が主役の、
どきどきさせてくれる刑事ものとか出てきても良くない?

誰がいいかな!
うーーーん、長瀬とかどうかなって思うんですが!