ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

2月雑感

【100パーセントありえない】
 何の本だったか、まあミステリなのは間違いないが、何かのミステリでこんな一文を読んだ。
 「彼が自殺する可能性は1パーセントもない」
 あっ・・・と思いました。違和感があって。
 私なら「彼が自殺する可能性は100パーセントない」という言い回しになる。
 でもきっと本来は「1パーセントもない」のほうが正しいんだろうな。
 
 会社の研修でカルテルについて調べているときに知った。
 正確にはこの言葉は知っていたが、これがカルテルだとは知らなかった。
 カルテルの説明します。
 例えば、入札。競売でも公共事業でも良いですが、一般に公募でオークションする買い物をご想像ください。
 主な理由は、単純に一番高い金額を付けてくれた相手に売りたいから。
 公共事業の入札だと逆に、一番安く引き受けてくれる相手に依頼したいから。
 もしくは癒着を防ぐため。
 な、わけですが、この入札に参加するA、B、Cの三社があらかじめ密談しておいて、
 「じゃあ今回はAさんということで」「次はBさんですな」「そしてCさん。こうやって順番にやりましょう」
 と、Aさんが勝つように入札額をきめ、教えあうのです。
 これがカルテル
 公平な競争市場にならなく、取引の相手が損をしてしまうため、カルテルは基本的に禁止されています。 
 (例えばAに勝たすためオークション金額をBとCは100円で入札と取り決める。Aは101円でも勝てます)
 しかもカルテルは内部崩壊の危機をはらんでいます。裏切りの可能性が高い。
 Aが101円で勝つ予定で取り決めたのに、Bが出し抜いて102円と入札するかも)
 そういうわけで「囚人のジレンマ」です。
 太郎と次郎が共犯で犯罪を犯します。二人は別々の部屋で取調べを受けます。
 太郎は「もし自白したら無罪放免」と自白を促されます。
 「ただし、お前より先に次郎が自白したら、次郎だけが無罪放免、お前は無期懲役だ」
 「同時に自白したら二人とも懲役10年。二人とも自白しなかったら・・・無罪放免だが・・・」
 これもカルテル
 太郎と次郎は「絶対に二人とも自白はしない」という取り決めのカルテルを組んだけど、
 相手に裏切られたら最悪の結果になります。
 私はカルテルは夫は実母としか組めないな。実母は絶対に裏切らないと信じているし、
 夫は裏切るかもしれないけど、夫になら裏切られてもいいと思うから。
 少なくても私が自白しなければ、夫は100パーセント懲役の可能性ないし。
 あっ・・・夫は1パーセントも懲役の可能性はないし、か?
 
【本村洋さんのこと】
 光市親子殺人事件の遺族の旦那さんです。
 再婚してたらしい。今年に入って一番嬉しいニュース。彼のような人には絶対に幸せになってもらいたい。
 亡くなった奥様もどんなにほっとしたことだろう。
 
【似てると思う】
 瑛太といしだ壱生。
 
【元気になるコツ】
 時々、本当に生きていくことが辛くなる。
 生きていることが辛いのではなく、生きていくことが辛いだけなので、
 今日は生きていられる。ので、このまま死ぬ日まで生きていることが辛くはならないかもしれない。
 でも生きていくことは辛い。
 ま、それはさておき、そんなとき私に有効なのは、
 1.正しいことをする。
 2.ひとに親切にする。
 である。
 辛くとも、早寝早起き、栄養のあるものをつくって食べ、清潔な身なりと部屋の維持、粛々と仕事をこなす。
 これがまず大事。それ以上沈むのを防いでくれる。
 そして、電車では席を譲り、見知らぬ人が困っていたら率先して手助けし、
 時には先回りして親切に振舞う。これも効く。
 たぶん、私がしんどくなる理由は自己嫌悪なのだろうと思う。
 自分の人生を振り返り、日々の言動や行動を反省し、自分にがっかりすることが原因なのだ。
 だからせめて、今以下にならぬよう努力することだけが私を救ってくれる。とりあえずのところ。