ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

機動戦士ガンダム ―ザフトの赤は、かっこいいね―

ナナ公は行きはバス、帰りは徒歩で西麻布に通勤しています。
行きのバスん中で、すごい気になる車内広告があるんだよね。

ゼータガンダムⅡ恋人たち。

ええ?ガンダムで?ちなみにそのポスターの絵は、
主役だと思われる男の子のまわりを、おのおの個性をひけらかしつつ5人の女の子が囲んでいます。

キャッチフレーズは「キスの記憶」。

どうしちゃったの?ガンダムゼータガンダム

まあね、ナナ公はいわゆるファースト世代。
テレビ版では観なかったけど、中学の時映画館に行ったよ。
三部作でさ、やっぱ変な副題はついてたような気がするよ。

哀・戦士とか・・・めぐり逢い・宇宙とか・・・

でも「恋人たち―キスの記憶―」ってのはさあ・・・
ガンダムなんてほとんどオマケじゃん。シルエットみたいに影つきで描かれてたよ。

実は、関係者に友人がいて、ガンダムシードはDVD全部見たよ。
強制視聴でね。

オタクだから、たいして苦痛じゃなかったけど、内容にぶったまげたよ。

一言で言うと、ビバヒル。NHKでやってた海外青春ドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」。
仲間うちでくっついたり別れたり。
ガンダムシードで、ナナ公が忘れられないのはこんなシーン。

主役の男の子のことを好きでもないのに、ある計画から誘惑する女の子。
ベッドインしてコトが済んだ後、出動要請がかかって、主役の男の子はガンダムで出動。
一人残された女の子は、涙を流す。
「アハハハハ・・・アハハハ!あんなやつ、死んじゃえばいいのよ!戦争で死ねばいいのよ!」
とベッドの上で、泣きながら笑うんですよ。

すげえ。
こいつら15、6歳って設定じゃなかったっけ。

更にこの女の子、もとは主役の男の子の親友の彼女。
この元彼が、主役の子に殴りかかろうとすると、
主役の子、彼の胸をつきとばして地面に這い蹲らせると、
「やめときなよ。君が僕にかなうわけないだろ?」と、一言。

なんなんだ、この展開!?

まあね、それぞれ理由も設定もきちんとあるんですよ。
ナナ公、フレイ(男をのりかえて体を使って誘惑した挙句、ベッドで泣き笑いするこの女の子)、
大好きでしたから。

そんでラクスが嫌い。

とか言っても見てない人にはわかるまい。

ついでにいうと、シードで一番偉かったのは、途中で艦を降りたカズイだよね。
軍を脱退した子。

まさかホントにそれで出番がなくなるとは思わなかったよ。
普通の暮らしに戻ってそれきりなんてすげー。
伏線でもなんでもなく、おしまい。

ガンダムの世界でそれってすごいよね。
死にもせず、覚醒もせず、ザコキャラとして最終回まで残り続けるわけでなく、
普通に退散。
結構、重要登場人物だったのにさ。大事な弱虫&卑怯キャラだったのに。
ファーストの時のカイ・シデンの位置は君に決定!!って思ってたのに。

カイ・シデンもナナ公大好きだったのに。

あ、ガンダムはファーストとシードしか見てないからね、
深い会話を楽しもうたって、それはムリだから。ただのザクだから。