ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

チキンリトル最大の謎

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昨日、チキンリトル観てきたよ。
映画の書庫つくってないからここに書いちゃう。

だって映画それほど見ないし。ひとつきに1回くらいだよ。

・・・ま、いっか。来年になったらつくろう。映画と芝居とコンサートの書庫。ホール関連ってことで。

ということで、以前より気になっていたチキンリトルの映画感想だけどね、
ごめーん、つまらなかったー。

あの子がかわいいって以外特にセールスポイントないかな。

まあすごくかわいいけどね。http://www.disney.co.jp/movies/chicken/yokoku/jp_wmp300k.html

うちのメガネに似てるような気がして、観にいったんだけど、メガネなんかよりずっとずっと可愛かったよ。
でもあのマヌケ具合、運の悪さ具合はそっくり。のび太、メガネ、チキンリトルでひとつのグループが出来ると思う。

でもね、お話はとても子供だまし。

子供向けすぎました。テンポもいまいちで、なんか中だるみするし。
もしかすると、こういうのは吹き替え版のほうが面白いのかもしれませんね。

なにをやってもドジなチキンリトル(これ、彼の名前です)が、
おおかみ少年扱いされる話なの。
「空が落ちてきた!」ってさわぐんだけど、大人は皆信じない。お父さんでさえも。
ほんとは、空じゃなくて、UFOの部品が落ちてきたんだけどね。

チキンリトルはお父さんの信頼を回復するために野球部に入ります。
そこで奇跡の活躍をして、お父さんと街の人々に見直されるけど、
本当に彼が望んでいるのは、空が落ちてきた事件のときや、彼が失敗したときにも、
お父さんに信じてもらうことなの。
良いときばかりじゃなくて、悪いときも僕を認めてほしいって。

後にUFOの大軍が攻めてきて、チキンリトルの言っていたことが本当とわかりますが、
そのとき、UFOが攻撃してくる理由を知っていたチキンリトルは、逃げずにUFOにむかっていきます。
そんなチキンリトルを追う、お父さん。そして・・・

しかし、あれだね。アメリカってお父さん社会なんだろうね、きっと。子育ての中心は。

チキンリトルもファインディングニモも父子家庭だし。
ミスターインクレディブルも、お父さんの話だし。

女性はね、むしろ妻なの。子育てをする夫を支える妻ってかんじです。

あっ、つまりやっぱり実際は逆なのかな?実際は、日本と同じでお母さん中心の子育てで、
たまにがんばるお父さんを、お母さんが応援するっていうのが理想として描かれているのかもね。

まあいいや。

でね、結局謎のまま終わりました。

ファインディングニモのときと同じ。クマノミの集団に、雌がいないなんてありえないっていう矛盾を解決していない。
(あっ、クマノミは群れで生活する魚で、雌は一匹の女王社会。その雌が死んだら、群れの中で一番年上の雄が、自然性転換して雌になります)

ねえねえ、チキンリトル。

あんた鶏の子供なのに、なんでヒヨコじゃないの?
とさかなんてつけちゃって、もう立派な大人じゃないのさ!