ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

読書感想文

今更だけど、読書感想文書きますよ。

「100万回生きた猫」って、すばらしいお話だよね。

ほら、今更だ。今更な絵本ですよね。
今からネタバレするから、読んでない人はなるべく読まないでね。

ネコがいるんですよね。
そのネコの何回もの輪廻の人生がこの絵本です。

ネコは、あるときは船乗りの、あるときは金持ちのお嬢様の、あるときは泥棒の、
生まれ変わるたび、いろんな飼い主に愛されて、いろんな暮らしをします。

そして、あるときネコは野良猫でした。

ネコは、やっと自分だけのネコになれて大喜びです。
取り巻きの野良猫仲間にも、「俺は100万回も生まれ変わったんだ」と自慢します。
みんな、ほーっと感心します。

ある日、ネコは、白いメスネコと出会いました。

「俺は100万回生きたんだぞ」

「ふうん」

白いメスネコは、それだけしか答えません。

「君はまだ1回も生きてないだろう」

「ええ」

やがて、ネコは言います。

「一緒にいてもいいかな・・・?」

「いいわよ」

そして、白いメスネコとネコの間には何匹も可愛い子猫が生まれます。
ネコは幸せでした。
そんな日々が続きました。ネコはとても幸せでした。そんな日々が何年も何年も続きました。

ある朝、白いネコはネコの隣りで死んでいました。

ネコは泣きました。

100万回生きて、はじめて泣きました。

やがて、白いメスネコの隣りでネコも冷たくなりました。




ネコは、もう二度と生まれ変わりませんでした。




ナナ公は、この話が好きですよ。
100万回生きても、ネコは1回も生きてなかったんだね。
やっと生きることが出来たんだね。

さて、なんでこんな話を突然思い出したかっていうと、さっきよそのブログで、
バンプホーリーナイト聴かされたからなんですよね。

ちょっとだけ共通点があるからさ。
それと、結構みんな著作権とか気にしないんだなって思って・・・てへへ・・・。

あ、でも、この100万回生きた猫は、絵本なので、
文章だけのこのナナ公の記事よりずっとホンモノはいいですから。
買ってごらん。げへ。

ねえねえ、ブログってさ、結構ブックレビュー多いですよね。
まあブログだけじゃなくて、ネットでブックレビューしてる人多いですよね。
ナナ公もクリスティの書庫つくってるし。

みんな、子供の頃、読書感想文好きじゃなかっただろうにねえ。

でもまあ、ナナ公は割りと好きなほうでしたが、
仲のいい友人で、ええとこのブログでは上戸(仮)だったかな?
上戸彩に似てる子がね、昔、小学校4年から中1まで毎年同じ読書感想文を提出してたそうだよ。
夏休みの宿題でね。

なんでも、小4から中1まで転校や進学を含め、担任が変わったので、ばれないって思ったんだって。
一応、字は書き直したらしいよ。

そんな彼女も今、ブログをやっています。
おもしろいもんだよねえ。

きっともう少ししたら、ブログって学校教育に取り入れられるんじゃないかしら。