ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

いかにして栗鼠毛の筆は作られるか

昨日ね、メガネが臨時小遣いを要求してきたから、
そのへんにあった雑誌の、間違い探しのクイズから7つ全部見つけたらやってもよい、と、
命じました。

メガネ30分の格闘の末、なんとか7つ発見。
臨時小遣いあげました。

あーあ、ニンテンドーDSライト代、なくなっちゃったよ。
って、渋谷では先週予約券を配っていて、それもってないと買えないんですけどね。
予約券だって前の晩から並ばないともらえないくらいだったし。

しばらくは、そのへんにある雑誌の間違い探しでもして、脳のトレーニングします。


ところで、たった今、ナナ公と神話のコメント返ししていてね、
ナナ公のステキ妄想書いたんですが、記事にも書こうと思います。

あんまり萌えるシチュエーションだったものでね。

あのね、ナナ公は岡田准一君が好きなの。
でも、ナナ公に横恋慕しているオダギリジョーがナナ公をむりやりレイプ。
そんで、ナナ公は岡田君を避けるようになって、
そんな様子のおかしいナナ公と、オダジョーの「あいつはもうオレの女だから」っていう宣言で、
事実に気づいた岡田君も「俺だって・・・俺だって!」って言いながら、ナナ公をむりやり・・・!!

っていうやつ。たのしー!!!!ひゃっほー!!

さて、今日はナナ公が昔、三谷幸喜と並んで好きだった劇作家さんで宮沢章夫のエッセイを紹介します。
しかも、一部分をそのまんま書いちゃおうと思います。
著作権のこととかあんまり考えないことにしたし。

えへへ。

たまたま読んだのが、チェンニーニの「藝術の書」である。
これは、14世紀にイタリアで出版された絵画の技法書だが、日本語訳がとても勇壮なのだ。

「いかにして紙を鼠色に染むべきか」

紙を鼠色に染めるくらいで、こんなに堂々としているこたあないだろう。

さらに「いかにして栗鼠毛の筆は作られるか」や、「いかにして豚の剛毛の筆を作るべきか」にも唸る。
リスやブタの固い毛で筆を作ると考えると、かわいらしい作業のような気もするが、
この言葉つきからは、今にも軍艦が出来ちゃうような、ダイナミックな響きを感じるだろう。

「まず栗鼠の尻尾を取り(他はすべて無用)、それを煮るがいい。生ではいけない」
といきなりきた。
ここで注目すべきなのは、かっこの中の「他はすべて無用」だろう。
そりゃあそうかもしれないが、リスがかわいそうじゃないか。しっぽだけ取って他は捨てるのか。
「生ではいけない」っていうのも怖いが、さらにこう続く。

「皮屋は君にかく告げるだろう。この尻尾を持って、まず第一に、尖端部の長い毛を引きぬくがいい」

こんな高飛車な口調で、皮屋は商売が出来たのかと、関係ない私まで心配にさせるが、
皮屋はさらに言うらしい。

「七、八本の尖毛だけを集めて、柔らかい、良い筆を作ることが出来よう。それはパネルに金泥を塗る際、
それを湿すのに大変いい」

こんなやつから、物を買いたくなるでしょうか。

えへへ。書いちゃった。

でも、このエッセイ「牛への道」を持ってる方ならおわかりかと思いますが、
ナナ公ずいぶんはしょったよね。えへへ。
それに、このエッセイもう絶版かもしれないし。

ナナ公が宮沢とか三谷とか観てたのって、もう10年以上昔だし・・・。

宮沢章夫のエッセイは、その半分くらいは、ブックレビューなことが多いです。
ナナ公は、彼のエッセイで、尾崎放哉を知って、ハマりましたねえ。

ふー・・・いやね、ほら、今、ナナ公体調良くないでしょ?
うちにある本を、全部読み直してるんですよ。
買いにいく体力がある時に、どさどさっと仕入れてこようとは思ってるんですけどねえ。

インドアな日々です。
今から、ホットケーキつくります。メガネがね、朝出て行くときに、
「今日の昼はホットケーキがいい」って言ったから。今日のナナ公の仕事ってそれくらい。ふー・・・。

あとは、ステキ妄想したり、本の二度読みしたり、雑誌の間違い探ししたりして暮らしています。
面白コメントよろしくお願いします。
メガネ以外の人とも会話したいしさー!!