ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

一休さん ―母上様恋しいマルコメくん―

まず、最近覚えた技術のご披露したいと思います。

http://www.geocities.jp/nanakou_shibuya/CC_88pro.mid
↑キャンディ♥キャンディ




一休さん
今回は、あのかわいいくりくり坊主、一休さんのお話です。
まあ、主題歌つっこみなんですが。

じゃあ、歌ってみましょうか。
♪好き好き好き好き好き、好きっ!愛してる♪
なんと!いきなり、坊主にあるまじき、なまぐさい台詞からのスタートです。
うる星やつらでもはじまったか、と勘違いされても文句は言えないですね。
更に続けて、
♪好き好き好き好き好き、好きっ!一休さん
どうやら、これは、一休さんに向けての愛の言葉のようです。
と、なると、歌い手はさよちゃんか?
寺の隣に住んでいる、貧乏人の娘、さよちゃんかい?

・・・ああ。失敗だ。
この間の、北斗の拳とおんなじだよ。
よく覚えていない話を、見切り発進。
さよちゃんが、寺にとってどういう立場の女の子か、ナナ公は良く知らないのです。
ここで、ナナ公がうろ覚えている一休さんの話をしておきましょう。

一休さんは、実はとても偉い身分の高い貴族の息子。
しかし、父は戦に負けて、斬首。かな?とにかく死んでたような。
母は、ナントカ院とかそんなような立場になって、ひっそりと、でも貴族らしく暮らしている。
当然息子の一休は、出家しないかぎり、同じく斬首。かな?
なので、寺に入り、僧を目指すこととなったのです。
ちょっと義経と似てますね。
でもまあ、一休さんは実在の人物がモデルになっているので、
昔は多かった話なのでしょう。
将軍様が、一休さんに無理難題を言うのも無理ないのです。
一休さんは、敵方の一族の生き残りなわけですから。

たぶんね。こんな話でしたよね?

ささ、歌の続き歌いましょう。
♪とんちはあざやかだよ、一級品♪
♪度胸は満点だよ、一級品♪
なんだか、キャンディ♥キャンディを思い出させる、褒め殺しですね。
一休と一級かけてますね。そういえばCMにいくときは
「ひとやすみ、ひとやすみ」でしたね。とんち、きかせていますね。
♪いたずらきびしく一級品♪
これ、ちょっとよくわかりませんね。
一休さんのいたずらが天才的なのか、それとも他人のいたずらにきびしいのか、
どう一級品なんでしょうね。
そして、次の歌詞は、起承転結の転です。
♪だけどケンカはからっきしだよ、三級品♪
一休さん、ひ弱ながり勉くん。
♪あーあー、なむさんだー♪
なんということでしょう!ケンカが弱いだけで、なむさんなんですよ?
どんなひどいイジメが、この寺で行われていたか、想像するのもいやですね!

その凄惨な日常を、間接的に歌い上げているのが次の歌詞です。
とんちんかんちんとんちんかんちん
一休さん、現実逃避です。と、みせかけて、
♪気にしない、気にしない、気にしないーッ!♪
・・・ここは曲聴いていただければ、ばっちりなんですが、
一休さん、ここでものすごく高らかに力強く歌うのです。・・・気にしてる。気にしてるよ、すごく。
♪望みは高く果てしなく♪
ケンカに弱くイジメにあっていることを、気にしないと思い込むために、目の前の現実からの逃避行動ですね。
いきなり、望みは果てしなく、ってあんた。坊さんになるのは決定だろうが。
しかもここで、映像で一休さんは虹を渡っています。

もうすべて夢の中だね。
最後の締めが、また、胸を痛ませます。
♪わからんちんどもとっちめちん。とんちんかんちん一休さん

ちんど?
ちんど・・・ほんとうにわからんよ。
とんちんかんちん一休さん、とは、とんちのきいた賢い一休さん、とでもいう意味でしょうか。
賢いとんちで、わからんちんどをとっちめるんでしょうか。
それとも、
「ちんどもとっちめちん!」(by一休)
「いやあ、一休さんなに言ってるかさっぱりわからんよ。とんちんかんちんだよ」
と新衛門さんあたりに、あきれられているところなのでしょうか。

まあでもあれですね。
冷静に考えて、こんな屁理屈小学生なんて、死ぬほどむかつきますね。