ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

ナナ公プリンセス

新しい書庫です。
ここはナナ公が、自分の大学の専攻とも今の仕事とも関係なく
趣味でずーっと続けてる研究について、書いていきます。

ええと、何から書こうかすごく迷ったけど、
やっぱり、諺にあるとおり、
最初からはじめて、終わりのところにきたら終わりにするのが、一番いいと思う。
はじまりは、こうです。

ナナ公は社会人2年目くらいで、多くの社会人と同じように壁にぶつかった。
自分はこの仕事でいいのか、
どういうふうに生きていきたいのか。
かなり考えた。生涯、飽きずに続けていける仕事ってなんだろう?

お姫様だな。

ばかみたいでしょうが、真面目に思いつめていった答えがそれでした。
どんな仕事でも、絶対に辛いときはある。お金稼ぐってそういうもの。
そんなときへたばらないのって、その仕事に対するプライド。
意味のある仕事をしてるって、自覚…自己満足?やりがいと生きがい。

ナナ公の考える姫の話、します。

朝は、小鳥の声とともに、可愛らしく起床。
うーんとベッドの上で背伸び。侍女たちにつきそわれて、薔薇の浮かぶ大きなバスタブでの湯浴み。
季節に合ったドレスに着替えたら、一日の仕事の始まりです。
それは、バルコニーでナナ公プリンセスを慕う国民のみんなに、笑顔で手を振ること。
ナナ公がバルコニーに出ると、国民たちの「おーっ」という歓声がおきます。
やわらかく微笑んで、ゆっくり手を振るナナ公。一番前のおばあさんは泣いてるわ。
それから、おいしい朝食を、お父様とお母様と一緒にいただいて、
お勉強の時間です。帝王学から家事、馬術に剣術、国語算数理科社会、毎日忙しい。
夕方、もうひとつの大事なお仕事。
それは、各国のプリンスたちを招いて行う大舞踏会への出席です。
やがてはこのうちのどなたかと、結婚してわが国をよりよく発展させるのがナナ公のつとめ。
毎晩ナナ公は、蝶のように王子たちとの、語らいとダンス。
でも、とっても大事なこと。だって、この選択が、ナナ公自身と国民すべての将来を決定してしまうのですもの。

どうですか?
ばかみたいでしょう。
続けます。

そして、夜は更けて、ナナ公は秘密の館の扉を開けます。
重々しい両開きの扉を、侍女が開けて、ナナ公が入っていくと、
そこにはまっすぐに広がる赤い細長いじゅうたん。
ナナ公はそこを奥の扉に向かって歩いていきます。
両隣にはずらりと並んでひざまづく男たち。
ナナ公は、ゆっくり一人一人品定めしながら、歩いていますが、突然ぴたりと一人の男の前で足を止めます。
「今宵の相手はそちじゃ」
ナナ公の細い指がその男の顎をくいっとあげます。
今夜の相手は岡田君似の少年の面影を残したハンサムです。

どうですか?
ますますばかみたいでしょう。
続きます。

ナナ公プリンセスは女ですから、毎晩このお楽しみはできません。
生理があるのです。
そして、危険日といわれる妊娠注意の日も。
知らないというばかやろうのために、ここで教えておきますと、
普通の女は生理と生理の中間地点の1日が排卵日。
男の精子は3日~5日は子宮内で生きているので、排卵日の5日前くらいから危険日です。

で、このお話は、そんな危険日に、砂漠の狼と呼ばれる精悍な一人の男が
一人寝しているナナ公プリンセスの寝室に忍び込み、ナナ公を奪っていく話になっていくのですが、
それは、もうこの場ではどうでもいいことです。

ナナ公は、そのとき思ったことがあるんだよ。
どうして、女って一人の男の子供しか妊娠できないの???

たとえば、スマップ全員とやっちゃったとして、
キムタクの顔、慎吾ちゃんの体、ツヨポンの性格、中居の才能、吾郎ちゃんの…えーとなにか、
を兼ね備えた子供ってつくれないのかな?

たとえばレイプされたとして、その精子を排除することってどうしてできないのかな?

そんなとこから、始まるナナ公の、性と性別、セックスとジェンダーのお勉強の話。
やがては、脳と心のお勉強に発展しました。
全部、独学。
図書館と本屋に行って、いろんな本読んで思ったこと。
良かったら次回も読んでください。