ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

卵が先か?ニワトリが先か?

む、むずかしい。
この書庫むずかしいよ。
ナナ公は、何から書けばいいのかわからない。まだ二回目なのに。
そこで、今日のところは、
みんながよく話題にする、あの疑問に科学的な解決を与えることから書いてみます。

ニワトリが先か、卵が先か。

答えは、卵です。

ニワトリは体細胞で、卵は生殖細胞だから、
ニワトリではなく卵が先であり、
ニワトリは生殖細胞のとる一時的な姿です。
この体細胞が獲得した形質は、生殖細胞とちがって子供には伝えられない。

でもね、ホントかな?
病弱だった子供が、がんばって鍛えても、それは生まれてから獲得した性質だから
その子の子供には遺伝しないのかな?
今、私たちが感じている喜びや苦しみ、それってホントに遺伝できないのかな?

じゃあヒトってなんで、こんな感情を持つように進化しちゃったんだろう。

邪魔じゃないかな、感情って。
遺伝子残すためだけが生物の宿命なら、ないほうが簡単じゃないかな。
確かにヒトは弱い。
知能の進化なしでは、生き残れなかった種かもしれない。
でも、なら、脳の進化じゃなくて、もっと牙とか爪とか持てばよかったのに。
脳が進化するにしても、ここまで発達する必要ってどこにあったんだろうね。

生殖年齢後も長く生き続ける「老化」って、
生物の歴史の中では、
ヒトとペットと実験動物のみが経験する現象なんだよ。

ひょっとして、まだ足りないのかなあ。
ヒトはまだ進化の途中。

ロボットもののハリウッド映画、例えば「アイ,ロボット」や「A.I.」や、
鉄腕アトムとかって、
人間に近くなればなるほど、よし、みたいな描き方されています。
なんでだろう。
なんで、ヒトはロボットに自分たちによく似せた外見をとらせて、
喜怒哀楽がでてくると、喜ぶのかなあ。

それは、なんだか神の視点。
神話では、神はヒトを自分たちに似せて造ったとされていることが多い。
ならば、神はきっとこう言ってるのだろうと思う。

ヒトよ、ここまでこい。

きっと、まだ私たちの知らない感情が、存在する。

ロボット映画では、ロボットがより人間らしくなったと感じるシーンはきまって
そのロボットが、悲しみや怒りに目覚めたシーンだ。

ヒトは、哀しむために、知能が発達したのかもしれない。
長い人生を許されているのかもしれない。

それとも、ヒトって神のペットなのかな?だから「老化」を許されている。

あり?
この書庫ってもっと科学的側面から語る予定なんですが。
まあ、獲得形質の遺伝はあるかないかって研究は、
ラマルク(1744-1829)って科学者がもうやっています。
それに、変異性は、生物の進化の条件のひとつでもある。

例をあげると、
すすだらけの町の白い蛾は、鳥に食べられて、黒い蛾だけが残る。
これは、蛾たちにはどうしようもないことだ。
自分たちで進化したわけでもない。

また、進化とは、同じひとつの種の中での、種の次元の問題で、
新しい種が出てくるということは、親の種とは生殖できない、
新しい生物の個体群が生まれてくる、ということ。

現人類と生殖可能なヒトの誕生は、約3万年前で、
私たちは、15万年前のネアンデルタール人とは生殖できない。
同じヒトなのにね。
お母さんのお母さんのお母さんの…ずーっと前のお母さんはネアンデルタール人だったはずなのにね。

進化の条件の説には、、
ダーウィン説 個体変異+自然淘汰
ネオダーウィン説 突然変異+自然淘汰
他に、変異性(内因)+自然淘汰(外因)+獲得性遺伝(外因の内因への転化)
があります。

獲得性遺伝。

卵が先?ニワトリが先?

答えは自分で考えて。
きっと考えることにも意味がある。
獲得性遺伝を獲得できるかもしれないよ。

誰かのペットの人生なんて、送りたくないでしょ?