ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

誤解―ボクサーとか中華料理屋とか―

ロッキーは、過去の栄光を今やバカにされている、中年ボクサー。
亡き妻の忘れ形見の息子、3歳になるエイドリアンと二人暮らしだ。
今日も、街の酒場で飲んだくれている。
 
そんなロッキーが、息子の信用と尊敬を取り戻したくて、
また息子を育てる親の資格なしとして、行政に引き離されてしまうことを怖れ、
もう一度リングに戻ることを決意。
 
過酷なトレーニングの末、ロッキーはついに、リングに復活。
現チャンピオンに挑み、死闘の末、ついに勝つ。
勝利のリングの真ん中で血まみれになりながら、「エイドリアーン」と叫ぶロッキー。
金髪の坊や(エイドリアン)が駆け寄り、ロッキーは肩車して拳をつきあげる。
 
 
 
というのが、映画ロッキーだと、今日まで信じておりました・・・。
 
ロッキーは1976年に始まったシリーズで、もちろん第一作のときにはシリーズになるかもわからずに制作。
ナナ公はそのとき小学生だったはずです。
漠然とロッキー人気を感じてはいたのでしょうか?
人気が出て、第5弾までは12年のうちに次々制作されていますので、
ロッキーのうわさはいろいろ聞くことになります。
 
でもねえ、シルベスタースタローンのあの顔が駄目。
どうなってるのかよくわからない、あの暑苦しい顔が駄目です。
それにスポーツ系のストーリーって苦手。それが格闘モノで、しかも血がいっぱい出る殴り合いとか駄目。
 
ワンピースでも「と、いうわけでルフィたちが勝ちました。いろんな新技がでました」
と一行、ヒトコマで済ましてくれて、展開だけ次に進めて欲しいタイプです。
 
なので、ロッキーにはまるで魅力を感じず30年がたち、
さきほど、ヤフーのトップにあった紹介特集からふとロッキーのあらすじを見てしまいました。
ウィキペディアに至っては、ネタバレまでしっかりしてました。
 
前述のように、ロッキーの噂だけは、時々耳にしていました。
バラエティとかでパロディ見たりしてましたし。
 
だから、ショックでした。
 
皆さんはご存知でしたか?
 
エイドリアンって子供じゃなかったんですよ。
 
知ってましたか!?
 
エイドリアンってロッキーの恋人ですよ!
それにロッキーは、ただの用心棒、つまり街のチンピラで、過去に素晴らしい成績を残していたボクサーでもなく、
しかも!
試合そのものには負けるんですよ!
負けつつも、素晴らしいファイトを見せ最終ラウンドまで戦い抜き、
リングに倒れて恋人の名を呼ぶんですよ。エイドリアーン!
 
いやー・・・
 
だいぶつくっちゃってました。いや、だって30年もあったんですよ?妄想時間が。
 
いや、驚きでしたね。まだ驚いてます。なので、ブログに書いてますよ。
 
 
驚きといえば、昨夜、生まれて初めてみた「渡る世間は鬼ばかり」最終回ですよ。
この20年一度も見たことなく、かつこの最終シリーズも一回も見ず、
昨夜初めてみたのですが、
これまた私の想像とはいろいろ違っておりました。
 
いや、正確には、私とテレビで進行中のドラマの間には、壁はありませんでした。
実は、
「20年もやっていた見知らぬドラマをいきなり見るのだから、ネットの実況を見ながら観よう」
と、ミクシィ渡鬼コミュを見たんですが、
この皆さんの実況書き込みに、驚愕させられっぱなしでした。
 
「最後の最後に新キャラきたー!」
「まさかの坂口良子
 
えっ、この人新キャラなの?ってゆーか私には全員新キャラなんですが。
 
「姑、性格変わっちゃった!」
「さつき『さん』って!」
 
そそそそうなの?じゃあ前はどんなんだったのさ!
 
まひるとそうた、ありえない」
「いきなり過ぎてワロタ」
 
ここ笑うとこなのかー!
 
てな具合で、驚愕の二時間でした。でも面白かった。
この20年間、一度も観なかったことが少し悔やまれました。
 
そして、ピン子姉妹がどいつもこいつもぶっとんだ人生を歩んでることにも驚きました。
平凡な日常を楽しむゆるいドラマだとなめてました。
 
更にですね(ロッキーの驚愕から冷めやらぬまま)つい調べてしまった、渡鬼ウィキで、
渡鬼の20年の歴史を読んでしまい、いろいろ興奮しております。
 
主役は、岡倉さんだったんだね。ピン子だとずーっと思ってましたよ。
なんなら、えなりかずきが主役なのかなとすら・・・。
 
しかし昨夜の最終回はピン子&えなりが主役のようだったので、
特に私の解釈にも間違いはないように思います。
 
すっごく気になってきたので、今から、スターウォーズを調べてみようと思います。
 
私が聞いた噂では、みなしご?だかなんだかの辺境の惑星の少年が、実は、王子だかなんだかで、
双子のきょうだいのお姫様から助けを求められて、
悪をやっつけにいくのだが、実は悪の帝王は実の父親だった。
 
みたいなドラクエチックな話のかんじなのですが、どうなんだろうか。
あのETみたいな生き物が、亀仙人的お師匠さんだというのは事実なのか。
 
知らない、有名なお話を調べるのってとても楽しいです。暇なときは特に。
実は、午前中、ロッキー3のあらすじを読んで、少し泣いちゃいました。アポロ、いいね・・・
その数分前に、アポロの存在を知ったくせに。浅い涙です。
 
こっそり涙をぬぐって、仕事してるふりを続けましたよ。
 
そうそう、スラムダンクがなんと正味4ヶ月くらいのお話だってご存知でしたか?
私は去年それを知りまして、腰が抜けそうになりました。
少年漫画はなぜ、試合中の1秒を数週間にわたって描くのでしょうか。
アニメの翼君が、ボールを受け取ってから、30分まるまるドリブルし続け、
いろんな人に感謝の言葉をつぶやき続けたときは、大爆笑しました。
 
ちなみに、スラムダンクは、
ちょっとワルイ男の子が、高校入学して一目ぼれした美少女がバスケ部のマネージャーだったことから、
バスケ部に入り、友達だのライバルだのと出会って、
本来持っていた、バスケの才能を開花させていく。
本人のキャラは熱血、仲間は、お約束で、美少年、クールメガネ、大きい体格、おとぼけ。
師匠がたまに言う一言は神で、反論の余地なしで、問答無用で感動パターン。
という話でOKでしょうか?
 
じゃあ、皆様、良い週末を。