ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

ぷりんのその後3:自信

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木曜日、残業してた彼から夜中12時近くにメール。
「今、残業中。フロアには三人いるよ。後で行ってもよい?」
1時過ぎのメール。
そして誰もいなくなった。おやすみなさい」

2本のメールに気がついたのは翌朝の金曜日、起きてからでした。
深夜まで残業して疲れてただろうな、ウチに来れば少し長く眠れたのに。
可哀想なことをしたという思いと、
ほーらやっぱり近くて便利な簡易宿泊所じゃない!という思いが交錯して複雑な心境。

とりあえずメールをする。
「寝ててメールに気付かなかった、ごめんね」

その夜、金曜なのに何も予定が無くてシコシコ残業。
フロアには私の他に私の席とは真反対の遠い席に、同じ部とはいえ顔も名前も知らない三人。
その彼らに誘われて、残業を切り上げ飲みに行く。

会社を出たところで群馬へ出張してる彼からメール。
「列車に乗ったところ。帰りに寄ってよかですか?」
これから飲みに行くところなのにそんなこと言われても…と放っておく。

飲み始めて30分、大宮に到着した彼から電話。
席を外して電話に出る。「今さっき飲み始めたばかりだから今夜は無理」と断る。
ここでまた、せっかく会えるチャンスを潰しちゃった・・・って思いと、
これでいいんだ!明日も休日出勤だからウチに泊まりたいだけなんだ!って思いが交錯。

席に戻るとすぐまた彼からメール。
「なんだか、最近良くぷりん君のこと考えたりなんかしてました。
でもなんだか、今日ふっきれた感じがしたよ(^^ゞ
まぁ~、ここ二ヶ月位、楽しく飲めたし、これからも飲み友で仲良くしてね!
飲みすぎないでね。おやすみ~(^.^)」(全文そのまま引用)

えー?なんで勝手にふっきっちゃうの?ってか何をふっきるの?
今までどっち付かずの態度できたのはそっちじゃない!

早く伝えなくちゃ駄目になってしまうようで気持ちは焦るけど、
初対面の人達との食事中に、メール打ったり何度も中座するのも失礼だから、
ここでは我慢!会話も上の空でソワソワしながら店を出るのを待つ。

11時半、店を出ると次はカラオケに誘われる。
彼は家まで帰り着いてないまでも、もう地元電車には乗ってる頃。
どうせ今夜はもう会えないのだからと誘いに乗り、皆から少し離れて彼に電話をする。

「一方的にふっきるな!私の方こそ言いたいことも言えずに我慢してきたのに…」
「…今、ぷりん君ちの最寄り駅にいるんだけど」
「え?じゃあ帰る!すぐ帰る!」

カラオケに行く約束はすぐ解消して電車に飛び乗る。

駅に着いたら彼からまたメール。
私の部屋に向かおうとして道に迷ったらしい。少し離れた公園にいることを聞き出して走り出す。
公園前で名前を呼ばれ、振り向くと背の高い彼のシルエット。
昼間彼が出張する前に会社で顔を合わせていたのに、とっても久しぶりのような気がして、胸が熱くなる。

翌日、土曜日も彼は出勤。
近くて便利だから安易に来られてる感は否めないけど、それも私の部屋だから来るんだよね!って思える。
もう大丈夫。

言いたいことも聞きたいことも、まだ沢山あるけどもういい。
少しだけ彼の特別になれたみたいだから、それでいい。

どうしても彼が好き!この気持ちは変えられない!

あれから一週間、今朝も彼は私が眠ってるうちに帰ってしまった。
やっぱり少し心が痛い…かな。


   ナナ公です。こんにちは。
   今、ぷりんは送ってくるメールに自分でタイトルつけてきています。
   この記事のタイトル「ぷりんのその後3:自信」も、
   彼女のメールのタイトルそのままです。
   ぷりんは、彼が自分に執着してることに少し自信を持ったみたいです。
   もう少しは一緒にいられるかな?って安心したってことだと思います。
   とはいうものの、関係が関係なので、この恋がハッピーエンドに終わることはないでしょう。
   
   ところで、この記事のメールは先月の終わり頃きてたものでした。
   この前の記事のメール2本と3通連続で送られてきていました。
   ナナ公は時期をあけて、また、匿名性をあげるために手を入れてからここに載せています。

   一昨日、ナナ公のところにぷりんからメールがありました。
   これが、今の最新のぷりんです。
   「やっぱり駄目な大人だよ、私。今、池袋で、気がついたら知らない男の子と
    チューしちゃってたよ。なにしてんだろ、私」