ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

虎、竜、燕、星、鯉、兎

この話題は書かないようにしようと思っていました。
天気と野球の話は、日本ではまちがいのない定番とはいうものの、
敵と味方を増やす危険性をはらんでいるからです。けど。

今、竜が虎を追い上げてきています。
ここはひとつ、逃げ切ってほしい。がんばれ、阪神タイガース

そして、バカ巨人。星野採りって!バカナベ会長め!

まあ、ナナ公は、星野仙一ってあんまり好きじゃないんですけどね。
それは、以前友人から聞いた、彼のエピソードのせいです。

ナナ公の友人はJR東海道の社員でした。
彼女は、新幹線で車内販売の仕事をしていました。
美人で明るくて声も大きいので、一時は売り上げトップでした。ってそれはまあいいや。

グリーン車には有名人が、乗っていることが多かったそうです。
遭遇率だけなら、スチュワーデス並みですね。この手の仕事。

あるとき、星野監督が、グリーン車に乗っていたそうです。
当時まだ、彼は生え抜きの中日の人間。
監督在職中だったか降任したあとだったか、聞いてませんが、とにかく、阪神の監督になる前でした。

星野の切符は「東京→大阪」だったそうです。
グリーン車のお客様の状況に気を配ることは、車内販売の女の子や車掌さんの仕事のひとつだそうです。
お客様が降りる予定の駅で寝ていた場合は、優しく起こして差し上げるのだそうです。

星野はぐっすり眠っていました。

彼女は、大阪が近づいたので、優しく彼を起こしました。

星野、激怒したそうです。
気持ち良く眠っていたところを起こされたから?

いいえ、違います。彼は、次のように怒鳴りました。
「俺は、名古屋で降りたかったんだよ!俺を見たら名古屋だろうが!!」

そんな!
ナナ公の友人は思いましたよ。
星野仙一を見て、名古屋ですよ、って起こしたら、そっちのほうがまずいだろ!?って。
「俺の切符は大阪までだろう!俺は絶対名古屋かよ!」ってなるだろう!?

でもまあ、彼女は「申し訳ございませんでした!」って謝ったそうですよ。
しかし激怒した星野は、車掌も呼びつけて、二人並べて叱り飛ばしたそうです。

鉄拳制裁もあったそうです。

嘘です。すいません。

と、いうエピソードを聞いてから、ナナ公は星野が好きではなかったのですが、
彼が、我が阪神タイガースにリーグ優勝をもたらした、偉大な功績を忘れることはできません。

許せねー、バカナベ会長。バカ巨人。弱虫ウサギ軍団め!
てか、原監督に戻せよ。巨人ぽいじゃん、彼。それでこそジャイアンツだろう。

ええと、ジャイアンツファンの皆様、また野球に興味のない皆様、申し訳ありませんでした。
この記事のことは、忘れてください。

ちなみに、ナナ公の友人の話では、TOKIOはとても感じが良かったそうですよ。
お弁当を売ったときに
「いただきます!」
そこをまた通った時に、
「ごちそうさま!」
「おいしかったです!」
と、元気に愛想良く声かけてくれたそうです。
あんなにまずい駅弁にさあ、と彼女は笑って言ってました。
いい人達ですね。TOKIO