ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

催眠術のクスリ

プラセボって薬があります。
臨床試験などで比較対照薬として使用されることが多い薬です。

さて、ナナ公は便秘気味です。
女の子だもん、しかたないよね!
なぜ女の子だと便秘気味でもしかたないかは、以前このブログでも説明したとおり、
用をたす際の姿勢がどうとかこうとか条件反射でどうとかこうとか。
つまり紳士は小と大の姿勢に差があり、そこから生まれる条件反射で、排便中枢が反応し・・・
な、わけです。

でね、便秘気味な女の子なら多いと思うんだけど、腹痛多いよね。
ナナ公は、一人孤独な戦いを個室で繰り広げたあと、勝負の勝ち負けにかかわらず、
お腹が痛くなります。戦争って傷つくばかりですよね!

さっき女子トイレでね、同僚の子に、
「お腹いたいー。成果なかったのに痛いよー」って言ったら、彼女、
「うーん。うーーーむ」と腕組みしてうなるんですよ。
な、なんだよー。「もっと野菜食べたらぁ?」とかいう軽いノリ期待してたのに。

「痛いだけならいいんだけど、便秘と下痢繰り返してたら、やばいって言うわよね」

なにが!
なにがやばいの!?

「大腸癌」

・・・だからやだよー。こういう仕事してるOLってさー。
彼女のチームは、どこの領域だか知らないけど、癌なんだよね・・・。
なんか重みがあって、気になるじゃんか・・・。

しかもナナ公、暗示にかかりやすい。
ある薬の副作用の種類に、
全身倦怠感とか睡眠不足とか体重増加とか腹部膨満感とか頻尿とか出てくると、
「あっ私だ!私にあてはまる!」とドキドキしてきます。
病状ならともかく、副作用で「私だ!」って・・・
その薬、服薬してないでしょ、ナナ公!

そんなわけで、言われるとそんな気がしてきます。洗脳されやすい。
そう言われれば・・・便秘と下痢繰り返してるかも・・・って。大腸癌だったらどうしよう・・・って。

きっと、すっごいプラセボ効くな。

プラセボというのは、からっぽのカプセルです。
なんの成分も有効作用も、もちろん服作用もでません。多少栄養剤が含まれているかな?
患者さんに心理的な効果を与えて、比較したり、経過を見るのに使います。
見た目は、それまで服用していた薬と同じデザインの偽薬です。

ナナ公、きっとプラセボ渡されて「覚せい剤だよ」って言われたら、
ラリると思います。

げへへへへ。