ナナ公の独り言

都内在住既婚会社員女の日記です

風邪ひきました

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あっまた揺れたね!
うちの場合は、スワロフスキーのなんか窓辺につるしてあるやつがコンコン窓枠にぶつかると震度3です。
今日はカレーです。福島の牛肉だ!応援します!

昨日は、メガネとTBSにラジオ寄付してきました。
壊れたラジオでも電池がはいってなくても、受け取ってくれるみたいなので、
使わないラジオがある方は、赤坂サカスに持ってきてナナ公とお茶しよう!


さて、ポワロのディアゴスティーニのDVDですが、
震災で観れてなかった「アクロイド殺し」と「葬儀を終えて」二本続けて観ました。

ネタバレしますよ。



アクロイド殺し」と「オリエント急行殺人事件」と「そして誰もいなくなった」は、
クリスティをミステリの女王にした大傑作ですが、
この三作はすべてギリギリです。いわゆるアンフェア、そりゃないだろう!なのです。


ざらっとネタバレしますと、
一つは書き手が犯人、一つは探偵以外全員が犯人、一つは登場人物が全員殺されちゃう、です。

で、「アクロイド殺し」ですが、これは書き手が犯人です。

最終章の一つ前の章で、ポワロが
「『あなたが犯人です』と私を指差した」となりまして、
最終章が「ばれちゃったか。あーあ」です。
「でもうまく書いたでしょ?殺人の場面も、『やることをさっさとすませて』って書いただけで、別に嘘ついてないもーん」と続きます。


そりゃ揉めるよねえ。ミステリは大前提として、しっかり読めば犯人がわかる、なんだもの。
書き手が犯人じゃ、すべての手がかりがオープンになってないかもしれないもんね。

私はアリでしたけどね。


というわけでおわかりですよね?
アクロイド殺し」は、映像化は基本的にできないんです。
もし原作の傑作たる部分を生かすなら、犯人は、カメラマンでしたあ!俺、俺!といきなり画面にスタッフがでてくるくらいのことしないといけないわけです。

DVDでは、ポワロが殺人犯人の日記を読むところからはじまり、観てる側にはその日記の持ち主を推理させる内容でした。
まあいいけど。でも違うんだよなあ!最後なんかアクションですよ?
原作のラストをご存知の方は、「アクロイド殺し」のラストがアクションシーンだなんてあり得なさすぎですよね!

で「葬儀を終えて」ですが、これは映像化する価値があります!
むしろ映像化すると傑作になる作品です。
というのも、ある人物が一人二役してるんですよね。それがキーポイントです。
「第三の女」も一人二役がポイントですが、これも観てみたいです。

ってことで。


メガネがそろそろ帰ってくるので、ご飯炊きます。
うちは何年も前から土鍋で毎日炊いてます。
炊飯器は電力をとても食うらしいので、今の東京ではエコです。

皆さんもぜひ一度試してみてください!
ご飯が美味しいし、万一のとき、火で炊飯できると便利です。